骨盤のニュートラル、前傾、後傾

【骨盤のニュートラル】

ピラティスにおいて基本となるポジションであるニュートラルポジション

 


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図のように腰の横にある出っ張った左右の骨(ASISと呼びます)と恥骨を結んだ3つの点を結んだ時に平面な三角形が出来る状態がニュートラルポジション

 

骨盤ニュートラルポジションの時は腹部が薄くなり、背骨が無理のないノーストレス状態に近くなり骨盤の安定が得られやすい。

 

但し、骨盤がニュートラルでも胸が反り返り肋骨が出ていたり、顎が上がり過ぎて肩がすくんでいたら骨盤の安定は得られないので注意

 

【骨盤の前傾】

 


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いわゆる反り腰に近づいた形。但し前傾が必ずしも悪いわけではなく、人間が出来る姿勢の1つなので作れる事は良いこと。

この姿勢が普段の姿勢になっていると不良姿勢と見なされる事が多い

 

【骨盤の後傾】

 


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腰を丸めた形、腹部をスクープするように腹筋を使う時に使うポジションでもある。

前傾同様、人間が出来る姿勢の為しっかり動ける事が望ましいが通常時の姿勢では猫背を伴いやすく不良姿勢に分類される。

 

いずれもどの姿勢も作れる事が必要だが通常時は痛みや特別な事がなければニュートラルポジションで動けて姿勢が作れるのが望ましいとされる