大腿筋膜腸筋のリリース点の注意

大腿筋膜腸筋をフォームローラなどでリリースする場合、膝に近い部分はそこそこのリリースで良いと言われる 大腿筋膜腸筋の下には腸脛靭帯という場所があり、靭帯はあまり伸ばし過ぎたり緩めすぎたりするのは部位損傷になる時もある為リリースはやり過ぎない…

股関節が腰痛に影響するのは腸腰筋があるから

股関節が固くなると腰痛が起きやすい理由は 腸腰筋が原因 腸腰筋は以下の青で示した筋肉 腰椎に付着していて、たすき掛けの様に後ろから前を経て脚の骨の前側に付いているのが腸腰筋。 ⭕の箇所が腰椎で腰椎の原因になりやすい場所、ここに腸腰筋は付着してい…

フォームローラーのリリース一覧

フォームローラーを使ったセルフリリースを紹介する。 1部位につきだいたい10〜20回の反復回数やるだけでだいぶ筋が柔らかくなりやすい。 トレーニング前のウォームアップとしてもクールダウンとしても使える 脚前側 膝には当てないように 脚内側 脚をハの字…

お客様の声を頂きました

ありがたいことにスタジオに通われているお客様から効果に関して嬉しいお言葉を頂いたので紹介します

巻き爪と重心の位置の関係

巻き爪になりやすい理由 ①深爪したとき ②サイズの小さい靴を履いている時 細かいことは省くがどちらとも重心が指先で捉えるのが弱い状態でなる。 【巻き爪の状態】 左が小さい靴を履いた時ー巻く力 (靴から爪に対する圧力)>爪を広げる力 右が深爪した時ー…

骨の強化の為に必要なこと

私達の骨は細胞単位で日々再生と破壊を繰り返している。 加齢に伴い骨が弱くなるのは 骨の 破壊>再生 こういう構図になるからである。 また運動不足や栄養素摂取の偏り、ホルモン影響(女性の場合は特に)により年を重ねるほど骨は弱くなっていく。 骨の強…

腰が痛くなりやすい方向けお尻の運動

お尻を鍛える運動 上記2つとも脚を天井方向に振り上げるお尻のトレーニング。 腹筋が弱くて腰が沿ったり、胸が地面にでろーんと落ちやすい方は上記やってもお尻に効かなくて腰が痛くなったり腿前にしか効かなかったりする。 そんな人は胸を丸めて腹部に少し…

歩行の時の小指への重心移動

歩行時の重心移動は以下の線の順番で起こる 踵で踏み込み→小指側で踏みしめ→親指側で蹴り抜ける。 足の使い方の特徴で親指側が踏みやすいか、小指側で踏みやすいかがあるが小指側の方が指面積が小さい事から踏みしめづらい傾向にある。 小指側で踏みしめるこ…

X脚の改善方法

X脚について 脚の膝あたりの見た目がXの形の様に見えることから。 A 股関節が内巻き(内旋)しすぎていること B 膝が内巻きにねじれる様に中心に寄っていること C 踵で押して脚を使うのが苦手 やることはABCの逆の事をトレーニングでしてあげれば良い ①股関…

O脚の改善方法

O脚について 脚の膝あたりの見た目がОの形の様に見えることから。 A 股関節が内巻き(内旋)しすぎていること B 膝が左右横に開いていること C つま先で押して脚を使うのが苦手 やることはABCの逆の事をトレーニングでしてあげれば良い ①股関節外旋運動 ②股…

スマホ首は肩を持ち上げる筋肉を使うべき

通称スマホ首はストレートネック、頚椎症とも言われ頚椎の変位姿勢の一つ 胸鎖乳突筋という耳の後ろあたりから鎖骨辺りに伸びている筋肉の不良アライメントによる。 対策は胸、背中、肩、首周囲のストレッチをして以下の様な肩を上げ首をすぼめるようなシュ…

相性の良い筋肉

相性の良い筋肉が図の様にある。 腹筋とハムストリングス 背筋と大腿四頭筋 クロスパターンの斜めでその場所が繋がるようになっている。 この様なブリッジングは分かりやすい使い方の一例

筋肉がつりやすい原因と対処法

筋肉がつってしまった時のその場の対処法はスバリ安静、過ぎ去るのを待つ。 少し収まったら水分(電解質の含むものがベター)をとっていくのが良い。 つる(筋痙攣・きんけいれん)は何らかの原因で筋肉が伸びたら良いのか縮んだら良いのか分からなくなった…

胸椎の可動性を上げるためのワーク

胸椎は肋骨が付着している図の場所 肋骨は内臓を保護する反面、胸椎周囲は固くなりやすい構造になっている。 そんな胸椎を動かす為には色々な方法があるけど、とっても効果的な方法を紹介する。 【ブックオープンエクササイズ】 斜め倒しに図の様に座り両脇…

正しい座り方は一応あるけれど

正しい座り方について紹介する 椅子に座った時、坐骨が立ち上がりほぼ背中から頭が垂直ワンラインになる位置が正しい座り方と言われる。 ただし、この姿勢を作り続けるのは中々しんどい。そしてこの姿勢が何かを改善するわけではない。 座っていること自体が…

ストレッチコースのお知らせ

ピラティスマシンを使ったストレッチコースを新たに作りました。 単発30分3000円(税込) ※体験価格はありません。 ストレッチだけのコースになります。 身体が緩まった状態でトレーニングやピラティスやってみて頂くとより動いて来るかと思います。 予約は…

体幹系の身体の使い方

体幹を支えたりするエクササイズについて。 Co-Contraction(コーコントラクション)同時収縮という考え方。 以下図のように前と後ろを同じ力で釣り合わせる。 腹筋と背筋の様に 図では真っ直ぐの形だが、形は丸まっていたり反っている場合もある

肩が内巻きならば外巻き方向のトレーニングをすること

内巻きな肩の改善方法。 図の→の肩関節の部分が狭いので外巻き方向の動きのトレーニングで詰まっている場所を広げるような動きをする。 肩関節の外旋という動作。体幹から遠ざける様に外に向かって回す動作。 この運動をする場合はインナーマッスルにアプロ…

外反母趾は足指を使えるようにする事

外反母趾は脚の指先がうまく使えなくなる事で起きる。大体が扁平足や足指が寄り添うようにきつくなる尖足になっていることが多い。 足指を開いたり曲げたり、反らせたりをしっかり練習してみると良い。 そして足裏がアーチを作るように足裏をほぐす、足首を…

腿の前側の痛み、まずは柔らかくする

腿の前側の筋肉である大腿四頭筋 脚の主要部の筋肉で筋疲労による硬さやアライメントのズレで膝周囲に炎症を伴いやすい。 やるべきこと ・大腿四頭筋のほぐす、ストレッチ ・ハムストリングスをしっかり鍛える ・股関節をしっかり動かせるようにする

下っ腹は気になるは股関節を垂直に伸ばす

下っ腹が気になる人は股関節の筋肉が正しい方向に伸びていない。 股関節の筋肉(大腰筋)の走行は図の様に垂直についている。 つまり伸ばす方向は以下の矢印、垂直に上下の引っ張り、いわゆる軸を伸ばすこと 腹筋運動も良いけど、股関節のスペースが垂直方向…

力のコントロール〜過剰なパワー

ピラティスにおいて力のコントロールを考えてみる。 パワーを出し過ぎてかえってうまくいかないということがある。 ピラティスは日常の動作・所作を基盤とした低閾値なものが多い。 筋骨隆々な男性がピラティスをやると中々ハードだという答えが返ってくるの…

腰痛の簡単なタイプ分け

症例が付いたり、複雑な要因があるわけではない腰痛の分類は2種類 どちらに該当するかで簡単に腰痛を緩和出来る方法を紹介する ①前屈で腰が痛い ハムストリングス、大殿筋が硬いことによって腰椎周辺の筋肉が引き伸ばされて痛いパターン。 ハムストリングス…

腕を真横に広げた時の正しい形

腕を真横に開いた時のポジションについて 腕は背中を介して肋骨、肩甲骨、そして背骨にまで影響があるので、その位置には注意を払いたい。呼吸量も大きく変わってくる。 【誤った形】 体側よりも腕が後方に来ると肋骨が前方に出て腰が反りやすく、肩甲骨が内…

仰向けブリッジングの脚の使い方

仰向けブリッジング脚の使い方について A B A.Bどちらが正しいか? 違いが分かるだろうか? 正しいのはB 2つの違いは脚の使い方。 Aは踵が身体に近くなりすぎて、大腿四頭筋を使って支えている。 それ故、腹部が抜けて腰が反っている。 Bは踵が身体からより…

不良アライメント〜よつばいの時の肩甲骨の安定

よつばいの姿勢での肩甲骨の正しい位置について 【誤った例】 ・肩甲骨が下方に落ち込んでいる(肩甲骨の内転) ・腹部が落ちて腰が反る この様なポジションだと体幹の安定も得られないし、手足の動きにアウター主動で効率が悪い動きしか出来ない。 手首が痛…

スポーツ競技前に出来るプレピラティス

スポーツ競技の前など限られた時間の中で出来るプレピラティスをご紹介 人間の出来る動作を各面で行う ①呼吸のウォームアップ 両手を左右に広げたり、上に挙げたり回したりなど呼吸器周囲の上司帯を動かす。立位でも可。 ②脊柱の屈曲 脊柱全体を丸める、呼吸…

自宅で出来る股関節の筋肉ストレッチ

①股関節の付け根(腸腰筋) 足を前後開脚にして前足に体重をかけて後ろ足の股関節付け根を伸ばす バランスが取りづらい人は両手を下につく ②腿の裏(ハムストリングス) ①のポーズからお尻を後ろに引いて前足のハムストリングスを伸ばす 長座で片足だけを伸…

股関節は良く動かした方が良い理由

今日は股関節についてちょっと触れてみます。 股関節と言われるのは以下の部分です。 なんで股関節を良く動かした方が良いのでしょうか? ① 良く動く構造の関節だから 関節には色々な形があり、動き方やその可動域が決まっています。 股関節は関節構造からい…

不良アライメント~肋骨が飛び出る 肘・膝の過伸展

不良アライメント <肋骨が飛び出る> 正式には胸椎が過剰に前弯(カーブが前側に出ること)している状態を指す。 呼吸器の形が良くないので呼吸量は浅くなり、腹圧も入りにくい。 どんな体位でも起きてしまうので注意が必要 <肘の過伸展> 肘関節の過剰な…