2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

スマホ首は肩を持ち上げる筋肉を使うべき

通称スマホ首はストレートネック、頚椎症とも言われ頚椎の変位姿勢の一つ 胸鎖乳突筋という耳の後ろあたりから鎖骨辺りに伸びている筋肉の不良アライメントによる。 対策は胸、背中、肩、首周囲のストレッチをして以下の様な肩を上げ首をすぼめるようなシュ…

相性の良い筋肉

相性の良い筋肉が図の様にある。 腹筋とハムストリングス 背筋と大腿四頭筋 クロスパターンの斜めでその場所が繋がるようになっている。 この様なブリッジングは分かりやすい使い方の一例

筋肉がつりやすい原因と対処法

筋肉がつってしまった時のその場の対処法はスバリ安静、過ぎ去るのを待つ。 少し収まったら水分(電解質の含むものがベター)をとっていくのが良い。 つる(筋痙攣・きんけいれん)は何らかの原因で筋肉が伸びたら良いのか縮んだら良いのか分からなくなった…

胸椎の可動性を上げるためのワーク

胸椎は肋骨が付着している図の場所 肋骨は内臓を保護する反面、胸椎周囲は固くなりやすい構造になっている。 そんな胸椎を動かす為には色々な方法があるけど、とっても効果的な方法を紹介する。 【ブックオープンエクササイズ】 斜め倒しに図の様に座り両脇…

正しい座り方は一応あるけれど

正しい座り方について紹介する 椅子に座った時、坐骨が立ち上がりほぼ背中から頭が垂直ワンラインになる位置が正しい座り方と言われる。 ただし、この姿勢を作り続けるのは中々しんどい。そしてこの姿勢が何かを改善するわけではない。 座っていること自体が…

ストレッチコースのお知らせ

ピラティスマシンを使ったストレッチコースを新たに作りました。 単発30分3000円(税込) ※体験価格はありません。 ストレッチだけのコースになります。 身体が緩まった状態でトレーニングやピラティスやってみて頂くとより動いて来るかと思います。 予約は…

体幹系の身体の使い方

体幹を支えたりするエクササイズについて。 Co-Contraction(コーコントラクション)同時収縮という考え方。 以下図のように前と後ろを同じ力で釣り合わせる。 腹筋と背筋の様に 図では真っ直ぐの形だが、形は丸まっていたり反っている場合もある

肩が内巻きならば外巻き方向のトレーニングをすること

内巻きな肩の改善方法。 図の→の肩関節の部分が狭いので外巻き方向の動きのトレーニングで詰まっている場所を広げるような動きをする。 肩関節の外旋という動作。体幹から遠ざける様に外に向かって回す動作。 この運動をする場合はインナーマッスルにアプロ…

外反母趾は足指を使えるようにする事

外反母趾は脚の指先がうまく使えなくなる事で起きる。大体が扁平足や足指が寄り添うようにきつくなる尖足になっていることが多い。 足指を開いたり曲げたり、反らせたりをしっかり練習してみると良い。 そして足裏がアーチを作るように足裏をほぐす、足首を…

腿の前側の痛み、まずは柔らかくする

腿の前側の筋肉である大腿四頭筋 脚の主要部の筋肉で筋疲労による硬さやアライメントのズレで膝周囲に炎症を伴いやすい。 やるべきこと ・大腿四頭筋のほぐす、ストレッチ ・ハムストリングスをしっかり鍛える ・股関節をしっかり動かせるようにする

下っ腹は気になるは股関節を垂直に伸ばす

下っ腹が気になる人は股関節の筋肉が正しい方向に伸びていない。 股関節の筋肉(大腰筋)の走行は図の様に垂直についている。 つまり伸ばす方向は以下の矢印、垂直に上下の引っ張り、いわゆる軸を伸ばすこと 腹筋運動も良いけど、股関節のスペースが垂直方向…

力のコントロール〜過剰なパワー

ピラティスにおいて力のコントロールを考えてみる。 パワーを出し過ぎてかえってうまくいかないということがある。 ピラティスは日常の動作・所作を基盤とした低閾値なものが多い。 筋骨隆々な男性がピラティスをやると中々ハードだという答えが返ってくるの…

腰痛の簡単なタイプ分け

症例が付いたり、複雑な要因があるわけではない腰痛の分類は2種類 どちらに該当するかで簡単に腰痛を緩和出来る方法を紹介する ①前屈で腰が痛い ハムストリングス、大殿筋が硬いことによって腰椎周辺の筋肉が引き伸ばされて痛いパターン。 ハムストリングス…

腕を真横に広げた時の正しい形

腕を真横に開いた時のポジションについて 腕は背中を介して肋骨、肩甲骨、そして背骨にまで影響があるので、その位置には注意を払いたい。呼吸量も大きく変わってくる。 【誤った形】 体側よりも腕が後方に来ると肋骨が前方に出て腰が反りやすく、肩甲骨が内…

仰向けブリッジングの脚の使い方

仰向けブリッジング脚の使い方について A B A.Bどちらが正しいか? 違いが分かるだろうか? 正しいのはB 2つの違いは脚の使い方。 Aは踵が身体に近くなりすぎて、大腿四頭筋を使って支えている。 それ故、腹部が抜けて腰が反っている。 Bは踵が身体からより…

不良アライメント〜よつばいの時の肩甲骨の安定

よつばいの姿勢での肩甲骨の正しい位置について 【誤った例】 ・肩甲骨が下方に落ち込んでいる(肩甲骨の内転) ・腹部が落ちて腰が反る この様なポジションだと体幹の安定も得られないし、手足の動きにアウター主動で効率が悪い動きしか出来ない。 手首が痛…

スポーツ競技前に出来るプレピラティス

スポーツ競技の前など限られた時間の中で出来るプレピラティスをご紹介 人間の出来る動作を各面で行う ①呼吸のウォームアップ 両手を左右に広げたり、上に挙げたり回したりなど呼吸器周囲の上司帯を動かす。立位でも可。 ②脊柱の屈曲 脊柱全体を丸める、呼吸…

自宅で出来る股関節の筋肉ストレッチ

①股関節の付け根(腸腰筋) 足を前後開脚にして前足に体重をかけて後ろ足の股関節付け根を伸ばす バランスが取りづらい人は両手を下につく ②腿の裏(ハムストリングス) ①のポーズからお尻を後ろに引いて前足のハムストリングスを伸ばす 長座で片足だけを伸…

股関節は良く動かした方が良い理由

今日は股関節についてちょっと触れてみます。 股関節と言われるのは以下の部分です。 なんで股関節を良く動かした方が良いのでしょうか? ① 良く動く構造の関節だから 関節には色々な形があり、動き方やその可動域が決まっています。 股関節は関節構造からい…

不良アライメント~肋骨が飛び出る 肘・膝の過伸展

不良アライメント <肋骨が飛び出る> 正式には胸椎が過剰に前弯(カーブが前側に出ること)している状態を指す。 呼吸器の形が良くないので呼吸量は浅くなり、腹圧も入りにくい。 どんな体位でも起きてしまうので注意が必要 <肘の過伸展> 肘関節の過剰な…

身体を動かす前の準備でオススメしたいこと

今回は身体を動かす前にやるとオススメなことについて触れようと思います。 色々あるのだけど、やはり身体をほぐして動く準備OKにするのが良いのかなと思います。 フォームローラーやストレッチをしてから動くと明らかに動きが良いですね。 特に背中周りは念…

腹圧と身体の安定

【動作の前に息を僅かに吐いてから】 ピラティスでは呼吸と共にお腹を薄くして腹圧をかけて身体の安定やこれから動く準備をする。 この働きを得るには息をわずかに先に吐いて腹部の動員をしてから、動きに入らなくてはいけない。 吐く息と同時に動きに入って…

テーブルトップと腰椎のインプリメント

ピラティスのポジションの1つであるテーブルトップ、基本は股関節と膝関節が共に90度になり以下の図のようになる。 注意しなくてはいけないのはテーブルトップの時に背骨が大きく反り返ったり、腹部が突き出た形になりやすいこと。 いわゆるミスアライメント…

骨盤のニュートラル、前傾、後傾

【骨盤のニュートラル】 ピラティスにおいて基本となるポジションであるニュートラルポジション 図のように腰の横にある出っ張った左右の骨(ASISと呼びます)と恥骨を結んだ3つの点を結んだ時に平面な三角形が出来る状態がニュートラルポジション 骨盤ニュ…

ピラティスの健康効果いろいろ

ピラティスの健康効果いろいろ ・身体がスッキリする 普段動かさない身体の箇所が動かせてほぐれて血流が良くなる 背骨を動かすことで自律神経の流れが整い気持ちもスッキリ 呼吸がより深くなることで瞑想状態に近づき脳のリフレッシュにもいい 肩こり腰痛に…

ピラティスの効果を最大限出していくために必要なこと 頻度

今回はこんなことをテーマに書いてみようかと思います。 ピラティスの効果を最大限出していくために必要なことはズバリ 「頻度」です これはピラティスに限らずなんですが、ある新しい物事を覚えようとしたとき、身体に脳に落とし込まれるまでには私達はドリ…

ピラティスの原則について

ピラティスは原則すべてが存在することがピラティスと定義づけられている 1 気づき 動きを通して自分がどういう状態かに意識を向けていくこと 2 呼吸 呼吸は動きの原動力でありこの後に続く原則のはじまりでもある 3 中心 センターで真ん中を感じること …

ピラティスマシーン ラダーバレルとスパインコレクター

ピラティスマシーン ラダーバレル 大きいカーブ型のシートにはしごの様なものがついた器具。 手足のストレッチや背骨を大きく伸展させて伸ばすことが多い。ストレッチは身体をしっかり固定しながら出来るためとても良く筋肉が伸びる。 立位で背骨を大きくあ…

ピラティスマシーン キャデラックとチェア

ピラティスマシーン キャデラック ベッド型の台に複数のスプリング付きのバーやストラップを接続して使う。 負荷の方向や大きさなども自分でコントロールしなくてはいけない難しさがある。 しかし、その複雑な動きが身体をもっとたくさん動かしてくれたり細…

ピラティスマシーン リフォーマー

ピラティスマシーン リフォーマーの特徴 リフォーマーという名の通り「修復する・直す」という役割があるマシーン。 ベッド型の機械に重さがついたスプリングとストラップが付いたロープがある。 ストラップを使うので力のコントロールがわかりやすく、スプ…